とってもおバカなんですけど、読むと不思議な気分になる異色のエロコミック「社会に役立つ秘宝館」のネタバレ・あらすじと感想をお届けします。
処女・OL・人妻まで各年齢の女性器体験のサブタイトルのとおり、いろいろなパターンが楽しめます。
「社会に役立つ秘宝館」のあらすじ・ネタバレ
県庁所在地から電車で1時間ほどのところにあるT市。
海のそばの最寄り駅から徒歩5分のところにあるのが「市立郷土秘宝館」です。
ここは、性文化と性科学をテーマにした博物館。
地元のボランティアたちが、展示物を演じているのです。
入館してすぐにあるのが「リアルちちくらべ」。
AカップからFカップまで、おっぱいが並べてあって、「手で触れてお確かめいただけます」の貼り紙が。
「男女の性感刺激実験」のコーナーでは、ボタンを裸で座っている男女に刺激を与え、反応を見ることができます。
そんな中で一番人気は「T市女性の性器発達過程」。
10代から30代の女性のアソコが展示されているだけでなく、バイブで刺激を与えたときの反応を見たり、締まり具合や濡れ具合をチェックできるのです。
展示の女の子は壁尻ソープと同じ姿勢ですね。
でも、中にはお尻の穴に指を突っ込んだり、ア●ルバイブを出し入れするお客さんもいます(笑)。
しかし、この素晴らしい「市立郷土秘宝館」も、とうとう閉館されることになったのです・・・。
「社会に役立つ秘宝館」の感想
「社会に役立つ秘宝館」、ありえない展示がいっぱいで、「なんと、おバカなエロコミックだ・笑」って思いながら読んだのです。
ところが・・・。
そこで働く主人公あかり(アソコの展示物を演じているJK)が、仕事にプライドを持っていて、もっとお客さんに楽しんでもらいたいって気持ちを持っていたり、「秘宝館」を盛り上げようと考えているところは、なんだか健気だなぁって思ってしまいます。
そして、あかりが道端に落ちている「あるもの」を見つけるシーンでは、結構、グッと来るものがありました。
笑いあり、しんみりする場面ありの異色のエロコミック「社会に役立つ秘宝館」。
読むと不思議な気分になれますよ。
ちなみに・・・、エッチシーンはありますが、成年コミックを読みなれている方は、まず、抜けないと思いますよ(笑)。